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フレキシブルチューブを固溶化熱処理すると言いますが、どういうことなのか、またなぜそれを行うのですか。
フレキシブルチューブを成型するには、高速回転で波型加工を行います。その為ステンレスの素材が加工硬化(硬度HV160前後のものがHV380位まで)してしまいます。
加工硬化を起し金属が硬くなり過ぎると、割れを生じ易くなってしまいます。
これを解消するには金属組織にたまった歪みを解消し、金属本来の柔軟性を回復させる必要がありそのため歪みを解消させて金属組織を規則的な組織に戻すための処理として再結晶化という熱処理が施されます。
固溶化熱処理とは...鋼の合金成分を固溶体に溶解する温度以上に加熱して十分な時間保持し、急冷してその析出を阻止する処理のことです。