弊社にお問い合わせのあります、良く頂戴するご質問を掲載しております。ご覧ください。
ご不明な点などございましたらお気軽にこちらよりお問合わせください。
よろしくお願いいたします。
金属を繰り返して曲げなどを行うと、応力が集中し割れてしまいます。これが金属疲労です。
「金属疲労」の言葉がニュースで最初に出てきたのは1985年8月の日航ジャンボ機墜落事故で後部圧力隔壁の金属疲労が最初のような気が いたします。
ベローズやフレキシブルチューブは伸縮などの繰返しの運動が行われる箇所に
機械や設備を守る為に伸縮の吸収用に多く使われ最後はベローズが金属疲労で 割れてしまいます。
そのために我社ではベローズの繰返し伸縮耐久テストを常に行いベローズの 耐久回数を調べています。
破面の走査電子顕微鏡(SEM)観察
写真はSUS304フレキシブルチューブの取り付け時のミスによりチューブの谷部に異常に応力が集中して破断したチューブ(板厚0.4ミリ)の断面を走査電子顕微鏡(SEM)にて観察したものです。
外側から内側に向かって2箇所割れているのが見えます。